2016-10-20 第192回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
この水準は、平成二十三年に内閣官房で行われた専門家による検討でも、喫煙や飲酒、肥満、野菜不足など、他の発がん要因によるリスクと比較して十分低く、また除染や食品の安全管理を継続的に行うなど、適切な放射線防護措置を講ずることで十分にリスクを回避できる水準であると評価されているものであります。
この水準は、平成二十三年に内閣官房で行われた専門家による検討でも、喫煙や飲酒、肥満、野菜不足など、他の発がん要因によるリスクと比較して十分低く、また除染や食品の安全管理を継続的に行うなど、適切な放射線防護措置を講ずることで十分にリスクを回避できる水準であると評価されているものであります。
避難指示解除基準の一つであります年間二十ミリシーベルトにつきましては、民主党政権下の平成二十三年十二月の内閣官房の低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループの報告書において、健康リスクは、喫煙や飲酒、肥満や野菜不足など他の発がん要因によるリスクと比較して十分に低く、また、除染や食品の安全管理の継続的な実施など適切な放射線防護措置を講ずることにより、十分リスクを回避できる水準であると評価をされております
ですので、ICRPの考え方でも、また政府の考え方でも、現在の避難の指示の基準である年間二十ミリシーベルトの被曝による健康リスクは、他の発がん要因によるリスクと比べても十分に低い水準であると、このワーキンググループの報告書に書かれているのはそういうことでございます。
また、平成二十三年に内閣官房で専門家を集めて行いましたワーキンググループの報告書、検討の結果でも、年間二十ミリシーベルトについて、他の発がん要因によるリスクと比べても十分に低い水準であると、そのように評価をされているところでございます。
○政府参考人(若井英二君) 年間二十ミリシーベルトという水準につきましては、ほかの発がん要因によるリスクと比べても十分に低い水準であるというふうに考えてございます。放射線防護の観点からも、生活圏を中心とした除染や食品の安全管理等の措置を通じて十分リスクを回避できる水準であると、このように考えてございます。
がございました南相馬市の特定避難勧奨地点でございますけれども、今回のその二十ミリシーベルトを下回ること、これにつきまして、国際的、科学的な知見によれば、放射線による発がんリスクの増加、これは、百ミリシーベルト以下の低線量被曝では、喫煙などほかの要因による発がんの影響によって隠れてしまうほど小さく、発がんリスクの明らかな増加を証明することは難しいとされており、また、年間二十ミリシーベルトは、ほかの発がん要因
チェルノブイリの話も御指摘がありましたが、一応この二十ミリシーベルトの考えというのは、決して素人議論で決めたことではなくて、国際放射線防護委員会、ICRPとか、国際原子力委員会、IAEAとか、こういった議論も踏まえておりますし、内閣官房の中に低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループというものを設けまして、これは国内外の有識者から成るものでありまして、この中の議論で、ほかの発がん要因によるリスク
さらに、内閣官房に設置された、国内外の有識者から成る低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループにおいて、年間二十ミリシーベルト以下については、他の発がん要因によるリスクと比較して十分低いものであることの評価が得られております。
加えまして、内閣官房で設置されましたワーキンググループでも、年間二十ミリシーベルト以下については他の発がん要因によるリスクと比較して十分に低いということで評価をいたしております。
また、内閣官房に設置された国内外の有識者から成る、低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループにおいて、年間二十ミリシーベルト以下については、健康リスクは喫煙や飲酒などの発がん要因によるリスクと比較しても十分低いものであること、年間二十ミリシーベルトは、除染の実施など適切な放射線防護措置を講ずることにより、十分リスクを回避できる水準であるとの評価が得られているところでございます。
なお、この報告書におきまして輸入販売制限を求めるというような記載は特にないのでございますけれども、研究班の意見といたしまして、発がん要因であるかぎたばこの使用を認めることは健康を重視する立場から考えるならば受け入れ難いところであるというような記載もされているところでございます。
○垣添政府参考人 御指摘のように、私どもは、特に研究所を中心にしまして、がんの一次予防に役立つような発がん要因の解析とかがん予防因子の解析とか、そういうことを取りまとめてまいりました。
年齢や性別の補正、あるいは喫煙等のほかの発がん要因の排除や、あるいは統計上の解析上の十分なサンプル数の確保をどうやってやるか、あるいは死亡要因を個別に検討する必要がある、こういういろいろ技術上の問題もございまして、こういった点も踏まえて慎重に検討をしなければならないと、こういうふうに思っております。